2021年3月 3日
2021年3月10日レイアウト更新
コロナ禍は、持続可能な社会システムの構築が必須かつ喫緊の課題であることを改めて明らかにしました。経済、社会、環境という三側面を包括的かつ均等に含み、あるべき2030年の形を示したSDGsは、コロナの経験を踏まえた世界の発展の格好の道しるべとなります。
xSDG コンソーシアムでは、2020年度を通じて、「コロナの経験を踏まえたSDGsのあり方の変容」に関する検討を行ってきました。その検討は、同コンソーシアムのパートナーとなる研究者、企業、行政、自治体等の関係者がオンラインでワークショップを重ねて行われました。
この度、その検討結果のエッセンスをまとめ、「コロナの経験を踏まえたSDGs達成へのカギとなる12の⽅策」として、公開いたしました。とりわけ留意したのは、17目標169ターゲットを一体として捉えることで持続可能な社会が実現できるという観点です。これらの諸点に留意して戦略を立てることが、コロナの先の持続可能な社会における各分野でのリーダーシップ発揮につながるものとなるでしょう。
序文
方策1.オンライン・デジタル技術の活用
方策2.テレワークの定着化と多様性ある働きかた
方策3.都市構造の変化への迅速な対応
方策4.産業構造の変化への迅速な対応
方策5.移動の変化
方策6.サプライチェーンの改編
方策7.価値観の変化に伴うライフスタイルやビジネス変革への対応
方策8.再エネ利用の促進と気候変動対策の経営・政策への統合
方策9. 対面とデジタルを融合した教育
方策10.生態系・自然と人間との適切な距離・関係を維持した開発
方策11.BCPの検証と対応
方策12.感染症対策の徹底
作成メンバーについて